令和7年度 近畿ブロック
まちなみ保存講演会in坂本 実施報告
2025年12月 近畿ブロック
趣旨
昭和50年の文化財保護法の改正により、「伝統的建造物群保存地区」が創設され、令和7年度に50周年の節目を迎える。
50年を経て、激甚化する自然災害や世代交代等によって、伝統的建造物群保存地区を取り巻く環境は日々変化している。
行政担当者としては、環境の変化に対応し、地域住民の生活に寄り添った伝建地区の保存と活用を図るための活動が、求められる。
これらのことから、全国伝統的建造物群保存地区協議会近畿ブロックでは、各伝建地区における行政担当者等を対象に、伝統的建造物の適切な保存と歴史的な町並みを生かしたまちづくりの発展に資することを目的として、大津市坂本伝統的建造物群保存地区を会場に講演会を開催する。
主催
令和7年度伝建協近畿ブロック研修会実行委員会
開催日程・開催場所・参加者
| 日程 | 令和7年12月5日(金) 10時45分~17時10分 |
|---|---|
| 場所 | 坂本コミュニティセンター、大津市坂本伝統的建造物群保存地区 |
| 参加者 | 行政関係者39名 |
内容
⑴ 開講式
⑵ 講演Ⅰ
「坂本のまちなみと課題」 講師:滋賀県立大学元教授 濱崎一志

⑶ 昼食
⑷ 現地研修(町並視察)
旧竹林院、滋賀院門跡ほか
⑸ 講演Ⅱ
「近年の伝建地区の状況と火災について」 講師:文化庁文化 財第二課伝統的建造物群部門 文化財調査官 高橋成美



